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中軸
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なかじく
ふりがな文庫
“
中軸
(
なかじく
)” の例文
筆がしらでも
中軸
(
なかじく
)
でも一味についた連名の、昼鳶がお尻を
突
(
つつ
)
く、駿河台の水車、水からくりの姉さんが、ここにも一人と、飛込もうか。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「
滅相
(
めつさう
)
な、この頃の御評判は大したもんですよ。ついてはこゝいらに——」番附屋は扇子の尻で前頭の
中軸
(
なかじく
)
どこを指ざした。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
何故
(
なぜ
)
そういうかといえば、綾之助の現今は三人の娘の母親として、夫には長い年月の間も、最初にかわらぬ恋人として、家庭の
中軸
(
なかじく
)
となっている。
竹本綾之助
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
それは座頭の俳優ばかりでなく、
中軸
(
なかじく
)
や書出しや
立女形
(
たておやま
)
や
庵
(
いおり
)
などの位地に坐っている主なる俳優が皆それであるから、真偽
混淆
(
こんこう
)
でずいぶん困らせられたものである。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ところが
梅素
(
ばいそ
)
さんの処へ
往
(
い
)
くと、びらが一ぺえ来てえるので、待って書いて貰いましたんで、大きに遅くなったんでげすが、その代り美代ちゃんはちゃんと
中軸
(
なかじく
)
にして
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“中軸”の意味
《名詞》
中軸(ちゅうじく)
物の中心や中央を貫く軸。
物事の中心となる人やもの。
(出典:Wiktionary)
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
軸
常用漢字
中学
部首:⾞
12画
“中”で始まる語句
中
中央
中間
中空
中々
中宮
中旬
中心
中原
中風