“不粋”のいろいろな読み方と例文
旧字:不粹
読み方割合
ぶすい76.2%
ぶいき14.3%
ぶすゐ4.8%
やぼ4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「許せ許せ。先程の約束を果せと言うのであろうが、わしは至って不粋ぶすい者でな。女子おなごをあやす道を知らぬのじゃ。もうあやまった。許せ許せ」
それを二つ合せて萬屋の萬の字を附けたのが始りだと申しますが、不粋ぶいきな紋もありますが、僕のは太輪ふとわにして中を小さくても抱茗荷だきみょうがはいけません
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
第一其方そち心中こころを察しない不粋ぶすゐな仕打ぢや、ナ、浜子
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
此のかんざしは私が若い時分に買ったんですが、丸髷まるまげには差せないから、不粋やぼなもんですが…
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)