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ぶすい
ふりがな文庫
“ぶすい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
不粋
69.6%
無粋
30.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不粋
(逆引き)
びッくりさせる、
不粋
(
ぶすい
)
なやつ、ギャーッという五
位
(
い
)
鷺
(
さぎ
)
の声も時々、——妙に
陰気
(
いんき
)
で、うすら寒い
空梅雨
(
からつゆ
)
の晩なのである。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「けれども」とひと息ついて畠中は云った、「それが留守役に欠くことのできない資格ではない、鶴井家は同じ留守役でも
不粋
(
ぶすい
)
ぶこつで知られている。 ...
滝口
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
ぶすい(不粋)の例文をもっと
(16作品)
見る
無粋
(逆引き)
が、諸藩の勤番の
田舎侍
(
いなかざむらい
)
やお江戸見物の
杢十田五作
(
もくじゅうたごさく
)
の買妓にはこの江戸情調が欠けていたので、芝居や人情本ではこういう田五作や田舎侍は
無粋
(
ぶすい
)
な
執深
(
しつぶか
)
の嫌われ者となっている。
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
り候事とて「
口舌八景
(
くぜつはっけい
)
」の口舌ならねど
色里
(
いろざと
)
の諸わけ知らぬ
無粋
(
ぶすい
)
なこなさんとは言はれぬつもりに候へども相手が誰あろう活動の弁士と知れ候ては我慢なりがたく
御払箱
(
おはらいばこ
)
に
致申
(
いたしもうし
)
候。
雨瀟瀟
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ぶすい(無粋)の例文をもっと
(7作品)
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