“上路”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あげろ33.3%
うわみち33.3%
のぼりみち33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さらにこれより西方、西頸城郡市振の山中に上路あげろという部落がある。
「ケット」と「マット」 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
わたくしが十ヶ年前に参りました時には上路うわみちへ参りましたから八丁もありまして、足場が余程悪く、上路へ参りますとなだれに橋が架って居りまして、是からの關善と云う大屋のうちへ参ります。
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
おんなはちょうどかけひの水に、嫁菜の茎を手すさびに浸していた。浅葱あさぎしずくする花をたてに、破納屋やれなや上路のぼりみちを指して
夫人利生記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)