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じやうせい
ふりがな文庫
“
上清
(
じやうせい
)” の例文
上清
(
じやうせい
)
が店の蚊遣香懐炉灰に座をゆづり、石橋の田村やが粉挽く臼の音さびしく、角海老が時計の響きもそゞろ哀れの音を伝へるやうになれば
里の今昔
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
赤蜻蛉田圃に乱るれば横堀に
鶉
(
うづら
)
なく頃も近づきぬ、朝夕の秋風身にしみ渡りて
上清
(
じやうせい
)
が店の蚊遣香懷爐灰に座をゆづり、石橋の田村やが粉挽く臼の音さびしく
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
赤蜻蛉
(
あかとんぼう
)
田圃
(
たんぼ
)
に乱るれば横堀に
鶉
(
うづら
)
なく頃も近づきぬ、
朝夕
(
あさゆふ
)
の秋風身にしみ渡りて
上清
(
じやうせい
)
が店の
蚊遣香
(
かやりこう
)
懐炉灰
(
くわいろばい
)
に座をゆづり、石橋の田村やが
粉挽
(
こなひ
)
く
臼
(
うす
)
の音さびしく
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
赤蜻蛉
(
あかとんぼう
)
田圃
(
たんぼ
)
に
亂
(
みだ
)
るれば
横堀
(
よこぼり
)
に
鶉
(
うづら
)
なく
頃
(
ころ
)
も
近
(
ちか
)
づきぬ、
朝夕
(
あさゆふ
)
の
秋風
(
あきかぜ
)
身
(
み
)
にしみ
渡
(
わた
)
りて
上清
(
じやうせい
)
が
店
(
みせ
)
の
蚊遣香
(
かやりかう
)
懷爐灰
(
くわいろばい
)
に
座
(
ざ
)
をゆづり、
石橋
(
いしばし
)
の
田村
(
たむら
)
やが
粉挽
(
こなひ
)
く
臼
(
うす
)
の
音
(
おと
)
さびしく
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
清
常用漢字
小4
部首:⽔
11画
“上清”で始まる語句
上清宮
上清観
上清内路
上清観中