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上意
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じやうい
ふりがな文庫
“
上意
(
じやうい
)” の例文
徳太郎君と申し其方には
厚
(
あつ
)
く世話になり玉ひし
由
(
よし
)
依て此金子を遣はせとの
上意
(
じやうい
)
なり又澤の井をも召出し御褒美下さるゝとの儀にて我々澤の井の
宿
(
やど
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
各々
(
おの/\
)
も
知
(
し
)
つてゐるだらう、
御城與力
(
おしろよりき
)
や
同心
(
どうしん
)
は、
御城代
(
ごじやうだい
)
へ
勤役中
(
きんやくちう
)
預
(
あづ
)
けおく、といふ
上意
(
じやうい
)
だが、
町奉行
(
まちぶぎやう
)
へは
與力
(
よりき
)
同心
(
どうしん
)
を
勤役中
(
きんやくちう
)
下
(
くだ
)
されおくといふ
上意
(
じやうい
)
になつて
居
(
ゐ
)
る。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
遣はしたるか何にも今暫らく日數も
掛
(
かゝる
)
べし
然
(
さり
)
ながら
捨置
(
すておき
)
がたしと伊豆守殿へ
仰
(
おほせ
)
けるは越前守
役宅
(
やくたく
)
へ
上意
(
じやうい
)
の
趣
(
おもむ
)
き申遣はすべしとの事なれば
早速
(
さつそく
)
伊豆守殿より
使者
(
ししや
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
是
(
これ
)
に
因
(
よつ
)
て越前守と
任官
(
にんくわん
)
し大岡越前守
藤原忠相
(
ふぢはらのたゞすけ
)
と末代までも
名奉行
(
めいぶぎやう
)
の名を
轟
(
とゞろ
)
かしたるは此人の事なり將軍家には其後も越前は末代の名奉行なりと度々
上意
(
じやうい
)
ありしとかや
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“上意”の意味
《名詞》
主君、支配者の考えや命令。
(出典:Wiktionary)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
意
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
“上意”で始まる語句
上意々々