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三押
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みおし
ふりがな文庫
“
三押
(
みおし
)” の例文
風も
静
(
しずか
)
に川波の声も聞えず、更け
行
(
ゆ
)
くにつれて、
三押
(
みおし
)
に一度、七押に一度、ともすれば響く艪の音かな。
葛飾砂子
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
……島へ渡した
細綱
(
ほそづな
)
を
手繰
(
たぐ
)
つて、立ちながら
操
(
あやつ
)
るのだが、
馴
(
な
)
れたもので、あとを
二押
(
ふたおし
)
三押
(
みおし
)
、
屋形船
(
やかたぶね
)
へ来ると、
由
(
よし
)
を聞き、
魚
(
うお
)
を視て、「まあ、」と目を
睜
(
みは
)
つた
切
(
きり
)
、
慌
(
あわただ
)
しく
引返
(
ひきかへ
)
した。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
押
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
“三”で始まる語句
三
三味線
三月
三昧
三日
三人
三輪
三度
三和土
三方