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三囲稲荷
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みめぐりいなり
ふりがな文庫
“
三囲稲荷
(
みめぐりいなり
)” の例文
土堤
(
どて
)
へ登ると、向うはいちめんの刈田で、ところどころに松林や、森があり、おみやがそれを指さしながら、「あれが
三囲稲荷
(
みめぐりいなり
)
」だとか
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
堀割
(
ほりわり
)
づたいに
曳舟通
(
ひきふねどおり
)
から
直
(
す
)
ぐさま左へまがると、土地のものでなければ
行先
(
ゆくさき
)
の分らないほど
迂回
(
うかい
)
した
小径
(
こみち
)
が
三囲稲荷
(
みめぐりいなり
)
の横手を
巡
(
めぐ
)
って土手へと通じている。
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
堀割
(
ほりわり
)
づたひに
曳舟通
(
ひきふねどほり
)
から
直
(
す
)
ぐさま左へまがると、土地のものでなければ
行先
(
ゆくさき
)
の
分
(
わか
)
らないほど
迂囘
(
うくわい
)
した
小径
(
こみち
)
が
三囲稲荷
(
みめぐりいなり
)
の
横手
(
よこて
)
を
巡
(
めぐ
)
つて
土手
(
どて
)
へと通じてゐる。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
三囲稲荷
(
みめぐりいなり
)
の鳥居が遠くからも望まれる土手の上から斜に水際に
下
(
おり
)
ると
竹屋
(
たけや
)
の渡しと呼ばれた
渡場
(
わたしば
)
の
桟橋
(
さんばし
)
が浮いていて、浅草の方へ行く人を
今戸
(
いまど
)
の
河岸
(
かわぎし
)
へ渡していた。
水のながれ
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
囲
常用漢字
小5
部首:⼞
7画
稲
常用漢字
中学
部首:⽲
14画
荷
常用漢字
小3
部首:⾋
10画
“三囲”で始まる語句
三囲
三囲神社
三囲渡
三囲社