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三之助
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さんのすけ
ふりがな文庫
“
三之助
(
さんのすけ
)” の例文
諭吉
(
ゆきち
)
は、そのお
父
(
とう
)
さんのすえっ
子
(
こ
)
として
大阪
(
おおさか
)
で
生
(
う
)
まれました。いちばん
上
(
うえ
)
が
兄
(
にい
)
さんの
三之助
(
さんのすけ
)
で、その
下
(
した
)
に三
人
(
にん
)
のねえさんがありました。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
名人とよばれた太海
三之助
(
さんのすけ
)
の一人息子でありましたが、
海亀
(
うみがめ
)
を助けてやつて、海亀に助けられたところから
浦島
(
うらしま
)
といふあだ名がついて、後には浦島今太郎といふ
通名
(
とほりな
)
になつて
動く海底
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
配偶
(
つれあい
)
は五年前に亡くなりましたが、たった一人の
倅
(
せがれ
)
三之助
(
さんのすけ
)
は、年寄りっ子の
我儘
(
わがまま
)
育ちで、悪遊びから、とうとう勝負事にまで手を出すようになり、金看板のやくざ者になって
銭形平次捕物控:020 朱塗の筐
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「そうでござります。どういうお
詮議
(
せんぎ
)
で塗町の父のほうへ参られましたか知りませぬが、てまえはあの
岡三庵
(
おかさんあん
)
のせがれでござります。血を分け合った一粒種の
三之助
(
さんのすけ
)
と申すものでござります」
右門捕物帖:37 血の降るへや
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
ところが、そのとき、
兄
(
にい
)
さんの
三之助
(
さんのすけ
)
が、ほご
紙
(
し
)
(ものをかきそこなって、
不用
(
ふよう
)
になった
紙
(
かみ
)
)を
部屋
(
へや
)
いっぱいにひろげて、
整理
(
せいり
)
をしていました。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
▼ もっと見る
兄
(
にい
)
さんの
三之助
(
さんのすけ
)
は、お
父
(
とう
)
さんのあとをついで、
下
(
した
)
っぱの
役人
(
やくにん
)
になっていました。いとこたちも、
仕事
(
しごと
)
についているものは
下
(
した
)
っぱの
役人
(
やくにん
)
ばかりでした。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
“三之助”の解説
三之助 (さんのすけ)とは、若手歌舞伎役者の市川新之助・尾上菊之助・尾上辰之助の三人の通称。
(出典:Wikipedia)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
之
漢検準1級
部首:⼃
4画
助
常用漢字
小3
部首:⼒
7画
“三之”で始まる語句
三之丞
三之橋
三之内
三之岳