“一車”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひとくるま50.0%
ヒトクルマ37.5%
いつしや12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其父君から遣された家の子が、一車ひとくるまに積み余るほどな家づとを、家に残った家族たち殊に、姫君にと言ってはこんで来た。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
其父君から遣された家の子が、一車ヒトクルマに積み餘るほどな家づとを、家に殘つた家族たち殊に、姫君にと言つてはこんで來た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
しるして、一車いつしや税銀ぜいぎんいつげつ八匁はちもんめづゝなりとせてある。勿論もちろん金澤かなざは福井ふくゐなどでは、俵藤太たはらとうだも、頼光らいくわう瀧夜叉姫たきやしやひめも、まだこともなかつたらう。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)