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一蓋
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いちがい
ふりがな文庫
“
一蓋
(
いちがい
)” の例文
からっけつの
尻端折
(
しりっぱしょり
)
、
笠
(
かさ
)
一蓋
(
いちがい
)
の
着
(
き
)
たッ
切
(
きり
)
雀
(
すずめ
)
と云うも恥かしい
阿房鳥
(
あほうどり
)
の
黒扮装
(
くろいでたち
)
で、二見ヶ浦に
塒
(
ねぐら
)
を捜して
浮舟
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
或る時、壬生の新撰組の
屯
(
たむろ
)
の前へ、みすぼらしい坊主が、
一蓋
(
いちがい
)
の
檜木笠
(
ひのきがさ
)
を被って、手に
鉄如意
(
てつにょい
)
を携えてやって来て、新撰組の浪士たちが武術を練っている道場を、武者窓から
覗
(
のぞ
)
いていました。
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
大慈のお ん心にまかせ三界迷離の笠
一蓋
(
いちがい
)
白花の朝顔
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
蓋
常用漢字
中学
部首:⾋
13画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥