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一団
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ひとかたま
ふりがな文庫
“
一団
(
ひとかたま
)” の例文
旧字:
一團
その右の方から、さっきの音がはっきり聞え、左の方からもう
一団
(
ひとかたま
)
り、白いほこりがこっちの方へやって来る。ほこりの中から、チラチラ馬の足が光った。
黄いろのトマト
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
それが
何人
(
なにびと
)
であって何のためにする声だかわかりません。こちらへ来る人の声であるか、またはどこかへ
一団
(
ひとかたま
)
りになっている人々の声であるかもよくわかりませんでしたが
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
地震は盗賊の
巧
(
たくみ
)
だから、早く出口々々へ非常線というものを張って下さい、魚見岬の下あたりには
一団
(
ひとかたま
)
り居るだろう、
手強
(
てごわ
)
い奴、と思うから、十分の手当をして、とちゃんとお
認
(
したた
)
めなすったの。
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
車がまだ全く
停止
(
とま
)
りきらないうちに、彼は歩廓に飛下りて、
逸
(
いち
)
早く改札口に向かったが、彼の乗った車輛は最後車の次であった為に、改札口を出たときは、既に
一団
(
ひとかたま
)
りの人々が構外へ吐出されていた。
緑衣の女
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
“一団”の意味
《名詞》
一つの集団やグループ。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
団
常用漢字
小5
部首:⼞
6画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥