一二年いちにねん)” の例文
をとこ女蕩をんなたらしの浮氣うはきもの、近頃ちかごろあによめ年増振としまぶりけて、多日しばらく遠々とほ/″\しくなつてたが、一二年いちにねんふか馴染なじんでたのであつた。
一席話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
またまつはみどりはりして一二年いちにねんちこたへたふるすこしづゝへていきます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)