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ヶ崎
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さき
ふりがな文庫
“
ヶ崎
(
さき
)” の例文
甲州の
躑躅
(
つつじ
)
ヶ崎
(
さき
)
の古屋敷で、ほぼこれと同様な不幸な目に
遭
(
あ
)
わされた一青年を見たことがありました。
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
話をしているうちに
偶然
(
ぐうぜん
)
、そのお嬢さんがぼくの育った
鎌倉
(
かまくら
)
の
稲村
(
いなむら
)
ヶ崎
(
さき
)
につい昨年
迄
(
まで
)
、おられたことが
解
(
わか
)
り、二人の間に、七里ヶ浜や
極楽寺
(
ごくらくじ
)
辺
(
あた
)
りの景色や土地の人の
噂
(
うわさ
)
などがはずみ
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
茅
(
ち
)
ヶ崎
(
さき
)
にいる子供の安否についても
一方
(
ひとかた
)
ならぬ心配をしたものらしかった。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
□「
私
(
わし
)
は
常陸
(
ひたち
)
の
竜
(
りゅう
)
ヶ崎
(
さき
)
で」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
躑躅
(
つつじ
)
ヶ崎
(
さき
)
のあの九死一生の場面と、染井の化物屋敷でどろどろにもつれ合ったあの重苦しい爛酔、
瞑眩
(
めいげん
)
、悩乱、初恋は魂と魂とが
萌
(
も
)
え出づるものだそうだけれども、魂と魂とが腐れ合って
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
崎
常用漢字
小4
部首:⼭
11画
“ヶ”で始まる語句
ヶ谷
ヶ岡
ヶ岳
ヶ原
ヶ嶽
ヶ峰
ヶ丘
ヶ処
ヶ島
ヶ敷