“ステイシヨン”の漢字の書き方と例文
ひらがな:すていしよん
語句割合
停車場100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
叔母を送つて好摩の停車場ステイシヨンに行つた下男と下女は、新しい一人の人物ひとを小川家に導いて帰つた。それは外ではない、信之の次男、静子とは一歳劣ひとつおとりの弟の、志郎といふ士官候補生だ。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
停車場ステイシヨンつたツて切符を買ふ手当てあてもありませんから、いまにかへりませうと待つたが、かへつてねえ、ところで悪い顔もしず、御飯ごはん世話せわからとこ揚下あげおろしまで岩田屋いはたやさん御夫婦ごふうふくださるんだが
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
荒野あらのの中の小き停車場ステイシヨン
晶子詩篇全集拾遺 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)