“シチ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:しち
語句割合
50.0%
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ある地方では「シチ若水ワカミヅ」と言ひ、ある処では「シチのしぢ水」と称へてゐる。言ふまでもなく、日本の正月の若水だ。かうした信仰の残つてゐる以上は、支那起原説はあぶない。
若水の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
母ハ我ガハラナリ、胎ハ我ガ身命ノモトナリ。一命元ヨリ君家ニタクセド、君家未ダ兵馬ノ命ヲ発セズ、猶一日ノ無事アルヲウカガヒ、即チ、シチノ母ヲヌスミ、御辺ノ義ヲアザムク。罪大ナレド、非義ヲトガナカレ。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)