“をんなずき”の漢字の書き方と例文
語句割合
女好100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
生來の女好をんなずきで、患者に對してしからない振舞があつたとか、看護婦にも手を出したとか、面白くない噂があつて、年中風波の絶間が無かつたが、最近に及んで又々一人の看護婦とくつつき
大阪の宿 (旧字旧仮名) / 水上滝太郎(著)
百兩の持參金にて支度したくそれ相應さうおうにしてよめやつた所が其聟殿そのむこどの餘程よほど拔作ぬけさくにて仕方なしと雖ども折角えんあつて行たる者なれば先々まづ/\いますこ辛抱しんばうせよと云聞いひきけたる處其舅と云者は大の女好をんなずきにてよめ寢所ねどころへ來ては口説くどきたてるよしまことあきはてたる事なり夫にまだ大變なる事あり其店の番頭久兵衞と云者は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)