“ゑど”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
穢土81.8%
18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さるに數奇失意の人は造化を怨み、自然を憤りて、此世を穢土ゑどのゝしり、苦界とそしるなり。さて亦得意の人はこれに反して造化を情深き慈母のやうにおもひて、此世を樂園とおもへり。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
あはれ無垢むくなる少女の生活を穢土ゑどにくらし過ごすことの何とも心往かず、田舍より出でし初め、藤色絞りの半襟を袷にかけ着て歩るきしを、田舍もの田舍ものと笑はれしを口惜しがりて
其の後一五〇御廟みべう一五一玉もてり、一五二丹青たんせいゑどりなして、稜威みいづあがめたてまつる。かの国にかよふ人は、必ずぬさをささげて一五三いはひまつるべき御神なりけらし。
みんなをゑどつてく。
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)