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ゐざ
ふりがな文庫
“ゐざ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ヰザ
語句
割合
膝行
85.7%
行脚
5.7%
居膝
2.9%
脚行
2.9%
行膝
2.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
膝行
(逆引き)
淡海
(
たんかい
)
公の孫、
大織冠
(
たいしよくくわん
)
の曾孫藤氏南家の族長太宰、帥豊成、其
第一嬢子
(
だいいちぢやうし
)
なる姫である。屋敷から一歩はおろか、女部屋から
膝行
(
ゐざ
)
り出ることすら、たまさかにもせない
郎女
(
いらつめ
)
のことだ。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ゐざ(膝行)の例文をもっと
(30作品)
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行脚
(逆引き)
行脚
(
ゐざ
)
り寄つて澁茶の茶碗を引寄せながら、かう振り仰いだ八五郎の鼻は少し
蠢
(
うごめ
)
きます。
銭形平次捕物控:126 辻斬
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ゐざ(行脚)の例文をもっと
(2作品)
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居膝
(逆引き)
振返ると、その闇の中に
其方此方
(
そちこち
)
と突つ立てゐる石塔の頭が、うよ/\とみのるの方に
居膝
(
ゐざ
)
り寄つてくる樣な幽な幻影を搖がしてゐた。
木乃伊の口紅
(旧字旧仮名)
/
田村俊子
(著)
ゐざ(居膝)の例文をもっと
(1作品)
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脚行
(逆引き)
平次は死骸の側に
脚行
(
ゐざ
)
り寄ると、顏から胸へ掛けた晒木綿を取つてハツと息を呑みました。
銭形平次捕物控:199 蹄の跡
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ゐざ(脚行)の例文をもっと
(1作品)
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行膝
(逆引き)
娘は涙に濡れた顏を、無造作に袂で拭いて、部屋の隅に
行膝
(
ゐざ
)
り寄りました。外から歸つたばかりの、晴着らしい赤い帶、頬が涙に濡れて、
小
(
ちひ
)
さめの顏が、本當に花のやうに匂ひさうです。
銭形平次捕物控:275 五月人形
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ゐざ(行膝)の例文をもっと
(1作品)
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いざ
いざっ
いざり
しっこう
すさ
にじ
にじり
ゐざり
ヰザ
あんぎゃ