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いざっ
ふりがな文庫
“いざっ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
膝行
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
膝行
(逆引き)
どこまでも冷淡にはできない感情に負けて、
歎息
(
たんそく
)
を
洩
(
も
)
らしながら座敷の端のほうへ
膝行
(
いざっ
)
てくる御息所の様子には
艶
(
えん
)
な品のよさがあった。
源氏物語:10 榊
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
こう切に仰せられるので、尚侍はひどく
歎息
(
たんそく
)
をしながら
膝行
(
いざっ
)
て出た。だからこの人は軽率なのであると、満足を感じながらも院は批評をしておいでになった。
源氏物語:34 若菜(上)
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
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