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われなべ
ふりがな文庫
“われなべ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
破鍋
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
破鍋
(逆引き)
あ
危
(
あぶ
)
ない、
棚
(
たな
)
の
破鍋
(
われなべ
)
が
落
(
お
)
ちかゝる
如
(
ごと
)
く、
剩
(
あまつさ
)
へべた/\と
崩
(
くづ
)
れて、
薄汚
(
うすよご
)
れた
紀州
(
きしう
)
ネルを
膝
(
ひざ
)
から
溢出
(
はみだ
)
させたまゝ、……あゝ……あゝ
行
(
や
)
つた!……
男振
(
をとこぶり
)
は
音羽屋
(
おとはや
)
(
特註
(
とくちう
)
、
五代目
(
ごだいめ
)
)の
意氣
(
いき
)
に
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
が、何の
禁厭
(
まじない
)
か知れぬまで、
鉄釘
(
かなくぎ
)
、
鉄火箸
(
かなひばし
)
、
錆刀
(
さびがたな
)
や、
破鍋
(
われなべ
)
の尻まで持込むわ。まだしもよ。お供物だと血迷っての、犬の首、猫の頭、目を
剥
(
む
)
き、
髯
(
ひげ
)
を動かし、舌をべらべら吐く奴を供えるわ。
夜叉ヶ池
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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