“ろうどう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
労働37.5%
郎党37.5%
儱侗12.5%
郎等12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
過度かど労働ろうどうでみんな神経衰弱しんけいすいじゃくにかかっているのではないかといううたがいをこしていました。
白い影 (新字新仮名) / 小川未明(著)
深いご恩をこうむっている数多くの郎党ろうどうは自分の身にとがめのかかるのを恐れて皆逃げ去ってしまいました。
俊寛 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
何樣どうして孔明の如き人が、囫圇こつりん儱侗ろうどうの學をなすものでは無い。孔明といふ人は、身漸く衰へ、食大に減じた時に當つても、猶自ら吏事を執つた位の人で、盲判を捺すやうな宰相では無かつた。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
儂も久しくかんがえた末、届と税を出し、天下てんかれて彼を郎等ろうどうにした。郎等先生此頃では非常に柔和になった。第一眼光が違う。尤もわるくせがあって、今でも時々子供をおいかける。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)