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りぎよ
ふりがな文庫
“りぎよ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
鯉魚
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鯉魚
(逆引き)
其の絵の
妙
(
たへ
)
なるを
感
(
め
)
でて
乞要
(
こひもと
)
むるもの
一二
前後
(
ついで
)
をあらそへば、只花鳥山水は
乞
(
こ
)
ふにまかせてあたへ、
鯉魚
(
りぎよ
)
の絵は
一三
あながちに惜しみて、人
毎
(
ごと
)
に
戯
(
たわぶ
)
れていふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
或るときは
一〇
絵に心を
凝
(
こら
)
して
眠
(
ねぶり
)
をさそへば、ゆめの
裏
(
うち
)
に江に入りて、
一一
大小
(
さばかり
)
の魚とともに遊ぶ。
覚
(
さ
)
むれば
即
(
やが
)
て見つるままを画きて
壁
(
かべ
)
に
貼
(
お
)
し、みづから呼びて
夢応
(
むおう
)
の
鯉魚
(
りぎよ
)
と名付けけり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
只
餌
(
ゑ
)
の
香
(
かんば
)
しきに
昧
(
くら
)
まされて、
釣
(
つり
)
の糸にかかり身を
亡
(
うしな
)
ふ事なかれといひて、去りて見えずなりぬ。不思議のあまりにおのが身をかへり見れば、いつのまに
鱗
(
うろこ
)
金光
(
きんくわう
)
を備へてひとつの
鯉魚
(
りぎよ
)
と
化
(
け
)
しぬ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
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