“ゆらゆら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
揺々81.8%
慢々9.1%
瑤々9.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そんな空想に耽ってゆく武蔵の顔に、湖水の波紋の光が、幸福の笑みを投げかけるように、揺々ゆらゆらえていた。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その響の消ゆる頃たちまち一点の燈火ともしびは見えめしが、揺々ゆらゆらと町の尽頭はづれ横截よこぎりてせぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
いでや、事のようを見んとて、慢々ゆらゆら出来いできたれるは富山唯継なり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
鼓、銅拍子、気を合せて、舞のきッかけをうながした。——と、空ゆく雲のそれのように、静の水干すいかんの袖が瑤々ゆらゆらとうごいた。美しい線を描いて舞い初めたのである。
日本名婦伝:静御前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)