“ゆべな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
昨夜66.7%
昨晩33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「母（があ）、昨夜（ゆべな）、土ぁ、凍（し）みだじゃぃ。」嘉ッコはしめった黒い地面を、ばたばた踏（ふ）みながら云（い）いました。
十月の末 (新字新仮名) ／ 宮沢賢治(著)
「昨夜（ゆべな）、今朝方（けさかだ）だ※がな、火ぁ消（け）でらたな、覚（おべ）だが。」
ひかりの素足 (新字旧仮名) ／ 宮沢賢治(著)
『お定さん、昨晩（ゆべな）持つて來た時、此蒲團どア表（おもで）出して疊まさつてらけすか、裏出して疊まさつてらけすか？』と言ひ出した。
天鵞絨 (旧字旧仮名) ／ 石川啄木(著)
『お定さん、昨晩（ゆべな）持つて来た時、此蒲団どア表出して畳まさつてらけすか、裏出して畳まさつてらけすか？』と言ひ出した。
天鵞絨 (新字旧仮名) ／ 石川啄木(著)
『怎してつて、昨晩（ゆべな）聞いだら、源助さん明後日（あさつて）立つで、早く準備（したく）せツてゐだす。』
天鵞絨 (旧字旧仮名) ／ 石川啄木(著)
『怎してつて、昨晩（ゆべな）聞いたら、源助さん明後日（あさつて）立つで、早く準備（したく）せツてゐたす。』
天鵞絨 (新字旧仮名) ／ 石川啄木(著)