“やツぱ”の漢字の書き方と例文
語句割合
矢張100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『米の飯が嫌ひ……それア全く不思議だ。矢張やツぱり諸君の……銀行に居られる人か?』と誰れかゞ質問した。
一月一日 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
おつなことをいふやうだがなにかねなかをんな出来できねえと相場さうばきまつて、すつぺら坊主ばうずになつても矢張やツぱ生命いのちしいのかね、不思議ふしぎぢやあねえか、あらそはれねもんだ、ねえさんねえ
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)