“やまて”の漢字の書き方と例文
カタカナ:ヤマテ
語句割合
山手100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鉄道線路から上の方即ち山手やまての方は、掘っても温泉はたやすく出ないそうである。
別府温泉 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
小千谷をぢやより一里あまりの山手やまて逃入村にごろむらといふあり、(にげ入りを里俗にごろとよぶ)此村に大つか小塚とよびて大小二ツの古墳こふんならびあり。
却説さて小助こすけは、いへあしで、おなむら山手やまてつた。こゝに九兵衞くへゑふもののむすめにおあきふ、とし十七になる野上一郡のがみいちぐん評判ひやうばん容色きりやうし。
一席話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)