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やえん
ふりがな文庫
“やえん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
夜宴
50.0%
野猿
16.7%
夜猿
8.3%
猿
8.3%
野宴
8.3%
野猨
8.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夜宴
(逆引き)
この横地半九郎の屋敷に、
夜宴
(
やえん
)
の最中、いつの間にかはいりこんで屏風のかげに
潜
(
ひそ
)
んでいた神尾喬之助、妙ないい方だが……この神尾喬之助は、神尾喬之助ではなく、正しく茨右近だ。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
やえん(夜宴)の例文をもっと
(6作品)
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野猿
(逆引き)
野猿
(
やえん
)
の声こそは聞けなかったが、それにも増して私は偶然の、時の
恩寵
(
おんちょう
)
を感じずにはいられなかった。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
やえん(野猿)の例文をもっと
(2作品)
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夜猿
(逆引き)
微風が時折、天地の溜息の如く通過し、いかにも静かな春の良夜、これがこの世の見おさめと思えば涙も
袖
(
そで
)
にあまり、どこからともなく
夜猿
(
やえん
)
の悲しそうな鳴声が聞えて来て
竹青
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
やえん(夜猿)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
猿
(逆引き)
其れには金箔を置た
猿
(
やえん
)
と龍の
彫刻
(
ほりもの
)
がございまして、実に立派な物であつたが、慶応四年の戦に一燼の灰となつてしまつた、黒門を入りまして、左の方が東照宮の御宮入口に門が有つて
下谷練塀小路
(新字旧仮名)
/
正岡容
(著)
やえん(猿)の例文をもっと
(1作品)
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野宴
(逆引き)
ある夜、郊外をかけ廻りて、一所
野宴
(
やえん
)
するを下に
視
(
み
)
て、もし知れる人にやと近より見んとするに、地に近づけば風力よわくなりて思はず落ちたりければ、その男女驚き叫びてにげはしりける。
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
やえん(野宴)の例文をもっと
(1作品)
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野猨
(逆引き)
「これ俗に山ワロと謂ひ
野猨
(
やえん
)
の
年
(
とし
)
経たるもの也。奥羽の深山にはまゝ居る由にて、よく人の心中を知れども人に害を為すことなし」
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
やえん(野猨)の例文をもっと
(1作品)
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