“もんかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
門鑑50.0%
文観41.7%
門間8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが、あに計らんやです、お蝶はその頃、宗門方の若侍が役宅から出て行くように、通用口の門番に門鑑もんかんを示し、山屋敷の表からサッサとそこを立ち去っていたのであります。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
東寺とうじの長者、文観もんかん上人の侍者じしゃです。それが浄土寺と東寺とうじのあいだを、ひそかに往来いたしたもようなので」
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
晏子あんしせいしやうり、づ。その(五六)ぎよつま(五七)門間もんかんより其夫そのをつとうかがふ。其夫そのをつとしやうぎより、(五八)大蓋たいがいようし、(五九)駟馬しばむちうち、(六〇)意氣揚揚いきやうやうとしてはなは自得じとくせり。