“文観”の解説
文観房弘真(もんかんぼうこうしん)は、鎌倉時代後期から南北朝時代にかけての真言律僧・真言僧・学僧・画僧。房号は文観(もんかん)、法諱は律僧としては殊音(しゅおん)、密教僧としては弘真(こうしん)。尊称は文観上人(もんかんしょうにん)で、法験無双(ほうげんむそう、比類なき法力を持つ者)・祖師再生(そしさいしょう、弘法大師空海の再誕)とも称された。正法務・大僧正・第120代東寺一長者・第64代醍醐寺座主。また、南朝における大僧正・第3代東寺座主・第66代醍醐寺座主(再任)。後醍醐天皇の真言密教上の師にして仏教政策における最大の腹心であり、後醍醐・後村上両帝の護持僧(祈祷の霊力によって天皇を守護する僧)を務めた。伝は宝蓮『瑜伽伝灯鈔』(正平20年/貞治4年(1365年))。
(出典:Wikipedia)
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