“もぞうひん”の漢字の書き方と例文
語句割合
模造品100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その模造品もぞうひんなどが、たくさんならべてあり、その前の小さいデスクの上に、銀のほそ長いはこにはいった、あの巻き物がおいてあります。
おれは二十面相だ (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
また近頃ちかごろつくつたあたらしい勾玉まがたま模造品もぞうひんは、そのあなまつすぐに筒形つゝがたにあいてゐますが、ふる勾玉まがたまはたいてい一方いつぽうあるひは兩方りようほうから圓錘形えんすいけいちかあなひらいてをり、このあなのあけ工合ぐあひでも
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
そのまんもすのかたちをまんもすのきばうへつたもので、これはめづらしいしなであります。こゝにあるのはその模造品もぞうひんであつて、現物げんぶつはフランスのある博物館はくぶつかん大切たいせつ保存ほぞんされてあります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)