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もくしょう
ふりがな文庫
“もくしょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
目睫
82.9%
黙笑
5.7%
黙誦
5.7%
木匠
2.9%
目捷
2.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
目睫
(逆引き)
来るものがあったら
拒
(
こば
)
むまいと思いながら年を送る
中
(
うち
)
、いつか四十を過ぎ、五十の坂を越して忽ち六十も
目睫
(
もくしょう
)
の
間
(
かん
)
に迫ってくるようになった。
西瓜
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
もくしょう(目睫)の例文をもっと
(29作品)
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黙笑
(逆引き)
小文治
(
こぶんじ
)
の耳にも、こんな
悪評
(
あくひょう
)
が、チラチラ耳に入らぬでもなかった。けれど、かれは
黙笑
(
もくしょう
)
している。うすら
笑
(
わら
)
いすると、その
頬
(
ほお
)
には、ちいさな
笑
(
え
)
くぼができて、愛らしい若者だった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
もくしょう(黙笑)の例文をもっと
(2作品)
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黙誦
(逆引き)
しかして、その目前におよそ五、六尺を離れて他の一人粛然として端座し、口中に
呪文
(
じゅもん
)
を
黙誦
(
もくしょう
)
することおよそ五、六分時間にして、両手の棒、次第に動揺するを見る。
妖怪学
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
もくしょう(黙誦)の例文をもっと
(2作品)
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木匠
(逆引き)
「日頃のように青く澄んだ
御眼
(
おんめ
)
」は、悲しみも悦びも超越した、不思議な表情を湛えている。——これは、「ナザレの
木匠
(
もくしょう
)
の子」の教を信じない、ヨセフの心にさえ異常な印象を与えた。
さまよえる猶太人
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
もくしょう(木匠)の例文をもっと
(1作品)
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目捷
(逆引き)
目捷
(
もくしょう
)
に麗人糸子の危難を見ては、作戦もなにもあったものではない。最短距離をとおって、ドンと敵の胸もとに突撃する手しかない。
蠅男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
もくしょう(目捷)の例文をもっと
(1作品)
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