“めちや/\”の漢字の書き方と例文
語句割合
滅茶々々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それをると、とうさんはその蝶々てふ/\ころしてしまはないうちは安心あんしん出來できないやうながして、にした竹竿たけざをで、滅茶々々めちや/\枳殼からたちえだはうつていて、それから木戸きどうちみました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
其處は荒物屋の裏二階で、何となく小綺麗こぎれいに住んで居りますが、家主の荒物屋でくと、與三郎の評判はまことに滅茶々々めちや/\です。
穴倉から出て奧の部屋へ行くと、平次が想像した以上の贅澤な調度の中に、姉娘の多與里は、滅茶々々めちや/\に縛られておつ轉がされて居ります。
銭形平次捕物控:124 唖娘 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)