“めちゃめちゃ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
滅茶滅茶76.1%
滅茶々々19.6%
目茶々々2.2%
目茶目茶2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれども、自分ひとりの正義感が、他人の平穏な家庭生活を滅茶滅茶めちゃめちゃにぶちこわす事もあります。どちらが、どう悪いというのでは無い。
新ハムレット (新字新仮名) / 太宰治(著)
土地では運命を滅茶々々めちゃめちゃにされた男の方に同情が多いものらしかったが、葉子に言わせると男の性格にも欠陥があった。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
しからばとていわゆる社会党(わが輩はあえていわゆるという文字を使う)の主張するように、現今の社会を目茶々々めちゃめちゃ破壊はかいしようというごとき簡単な案では、労働問題も社会問題も解決できない。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
蘭堂は云いながら、今度は両手の指で、鍵盤の端から端まで、目茶目茶めちゃめちゃにかきならした。
恐怖王 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)