“めいふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
冥府89.3%
名父3.6%
名釜3.6%
盟符3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後(あと)にて聞けば妾(しょう)の親愛なる富井於菟(とみいおと)女史は、この時娑婆(しゃば)にありて妾と同病に罹(かか)り、薬石効(やくせきこう)なく遂(つい)に冥府(めいふ)の人となりけるなり。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
記する有り 庚申山(こうしんやま)は閲(けみ)す幾春秋 賢妻生きて灑(そそ)ぐ熱心血 名父(めいふ)死して留む枯髑髏 早く猩奴(しようど)名姓を冒すを知らば 応(まさ)に犬子仇讐を拝する無かるべし 宝珠是れ長く埋没すべけん 夜々精光斗牛を
八犬伝談余 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
五月雨(さみだれ)の雨滴(うてき)の中に、冷々(ひえびえ)と、そうした感傷の思い出を心に聴き、また従兄弟の光春は、彼の目に触れない遠い小間(こま)で、炉の火加減をのぞき、釜師(かまし)与次郎が作るところの名釜(めいふ)のあたたかな沸(たぎ)りを聞き
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「大方ご覧なさい。ここにもわが党の盟符(めいふ)が貼ってありまさ。この寺も黄巾の仲間に入っている奴ですぜ」
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)