“めいこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
名香50.0%
名工33.3%
名港8.3%
茗黌8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また、内奏ないそうをとげて、南都の東大寺に秘蔵伝来されている蘭奢待らんじゃたい名香めいこうるおゆるしをうけた。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
なぜ、自分じぶんは、さかずきを、あんなもののよくわからない、古道具屋ふるどうぐやなどにせたろう? もっといい骨董屋こっとうやにいってせたら、あるいは、利助りすけという名工めいこうっていたかもしれない。
さかずきの輪廻 (新字新仮名) / 小川未明(著)
英蘭イングランド西岸の名港めいこうリバプールの北郊ほっこうに、ブルートという町がある。
英本土上陸戦の前夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ワガ友長子肇、カツテ茗黌めいこうニ寓シ、アマネク諸老先生ノ門ニ遊ブ。今また駒籠こまごめニ下シ、あまねク江湖知名ノ士ニ交ル。博ク近詩ヲ採リ佳什麗篇ヲ得レバすなわち蒐羅しゅうらシテ措カズ。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)