“むいか”の漢字の書き方と例文
語句割合
六日100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おとうとは、最初さいしょ、このやまへくるときには、ゆきうえわたって一にきましたけれど、ゆきえてからは、もりや、はやしや、かわがあって、五日いつか六日むいかあるかなければ
白すみれとしいの木 (新字新仮名) / 小川未明(著)
寛永三年九月六日むいか主上しゅじょう二条の御城おんしろへ行幸遊ばされ妙解院殿へかの名香を御所望有之これありすなわちこれをけんぜらるる
興津弥五右衛門の遺書 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
「それなら先ず有金を吐き出して置いて、地所や家作の抵当はあとの事にすればいいじゃあねえか。こっちは急ぎだ。ぐずぐずしていると、六日むいか菖蒲あやめになるぜ」
半七捕物帳:50 正雪の絵馬 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)