“みやうばん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
明晩66.7%
明礬33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今夜こんや見解けんげ出來できないかもれませんから、明朝みやうてう明晩みやうばん御誘おさそまをしませう」と親切しんせつつてれた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
そこで如何いかなることがあつても貴様あなたさまにはと誓つて居たけれどそのちかひも捨て義理も忘れてお願ひ申すのである、何卒どうか二十円だけ用意して明晩みやうばん来てれまいか——といふのである。
節操 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)
白紙に明礬みやうばんとか南瓜かぼちやの汁とかニガリとか、灰汁あくとかいふもので、何にか書いてあるんぢやないかと思つたんだらうよ。が、矢張り唯の白紙だ、隱し文字も何んにもなかつたらしい