“どうさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
動作71.4%
礬水19.0%
働作4.8%
明礬4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、兵太郎君の動作どうさをみたら、きゅうに、ここで兵太郎君とふたりきりで遊ぼう、それでも十分おもしろいという気がわいてきた。
久助君の話 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
それはどうもらちが明かないから、その紙に礬水どうさをして、れから筆は鵞筆がぺんで以て写すのがず一般の風であった。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
市川町いちかわまち附近の準備は唯今を以て、完成いたしました。連絡通信の方も、故障なく働作どうさいたします」
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
黒塗の上へ湿気しっけどめにうすく明礬どうさをひいてあるので、陽の光をうけて傾くたびに、ギラリと銀色に光る。
顎十郎捕物帳:07 紙凧 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)