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みづくろひ
ふりがな文庫
“みづくろひ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
身繕
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
身繕
(逆引き)
と
莞爾
(
につこり
)
して、
風
(
かぜ
)
に
亂
(
みだ
)
れる
花片
(
はなびら
)
も、
露
(
つゆ
)
を
散
(
ち
)
らさぬ
身繕
(
みづくろひ
)
。
帶
(
おび
)
を
壓
(
おさ
)
へたパチン
留
(
どめ
)
を
輕
(
かる
)
く
一
(
ひと
)
つトンと
當
(
あ
)
てた。
艶書
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
三四郎は此機会を利用して、
丸卓
(
まるテーブル
)
の
側
(
わき
)
を離れて、美禰子の
傍
(
そば
)
へ
近寄
(
ちかよ
)
つた。美禰子は椅子の脊に、
油気
(
あぶらけ
)
のない
頭
(
あたま
)
を、無雑作に
持
(
も
)
たせて、
疲
(
つか
)
れた
人
(
ひと
)
の、
身繕
(
みづくろひ
)
に
心
(
こゝろ
)
なき
放擲
(
なげやり
)
の
姿
(
すがた
)
である。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
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