“まんご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
萬吾33.3%
万劫33.3%
漫語33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此間このあひだ停車場ステイシヨンへ小林萬吾まんごと一緒に迎へに来てれた時も既に感じた事であつたが、揉上もみあげをよい程にみじかく剃り上げて見違へる程色の白い美しい男に成つて居る。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
ロオランス翁の来ると云ふ十時にならぬ前にジユリアンを出て、オデオン座の廊で書物や雑誌を買ひ、リユクサンブル公園をぶらぶら横断して小林萬吾まんご君の画室アトリエへ来た。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
家内中の口を奢らせぬようにする……と言うのが前の御寮さんの心掛けで、さすが大家の御寮さんは違うたもの……これならば蔵元屋の身代は万劫まんご末代、大磐石と中心しんから感心しておりました
三世十方恒河沙数がうがしやすうの諸仏菩薩に妄執煩悩無きものやある、妄執煩悩無きものやある、何ぞ瞿曇ぐどん舌長したながなる四十余年の託言かごと繰言くりごと、我尊しの冗語じようご漫語まんご、我をばあざむおほすに足らんや、恨みは恨み、あだは讐
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)