“まごこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
孫子86.7%
児孫6.7%
孫児6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『お師匠ししやうさま、孫子まごこつたはることでございますから、どうかまあ私共わたしどもにもささうな苗字めうじを一つおねがまをします。』
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
れとて無上の快楽事とも思われず、マア/\児孫まごこを集めて共にたわぶれ、色々な芸をさせたりきな物を馳走ちそうしたりして、一家内の長少睦しくたがいに打解けてかたり笑うその談笑の声を一種の音楽として
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
ええ、串戯じょうだんにも、氏神様うじがみさま知己ちかづきじゃと言わっしゃりましたけに、嘉吉を荷車に縛りましたのは、明神様の同一おなじ孫児まごこを、継子ままこ扱いにしましたようで、貴女あなたへも聞えが悪うござりますので。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)