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まいまいつぶろ
ふりがな文庫
“まいまいつぶろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
蝸牛
80.0%
蝸牛虫
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蝸牛
(逆引き)
村田——有名な化粧品問屋——の裏を歩くと、
鬢附
(
びんつ
)
け油を
練
(
ね
)
る
香
(
にお
)
いで臭く、そこにいる
蝸牛
(
まいまいつぶろ
)
もくさいと言った。
旧聞日本橋:02 町の構成
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
しかも
婦人
(
おんな
)
の前、
蝸牛
(
まいまいつぶろ
)
が城を明け渡したようで、口を
利
(
き
)
くさえ、まして手足のあがきも出来ず、背中を円くして、
膝
(
ひざ
)
を合せて、縮かまると、
婦人
(
おんな
)
は脱がした
法衣
(
ころも
)
を
傍
(
かたわ
)
らの枝へふわりとかけた。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
まいまいつぶろ(蝸牛)の例文をもっと
(4作品)
見る
蝸牛虫
(逆引き)
桃、栗、柿、大得意で、烏や
鳶
(
とび
)
は、むしゃむしゃと裂いて
鱠
(
なます
)
だし、
蝸牛虫
(
まいまいつぶろ
)
やなめくじは刺身に扱う。春は若草、
薺
(
なずな
)
、
茅花
(
つばな
)
、つくつくしのお精進……
蕪
(
かぶ
)
を
噛
(
かじ
)
る。
牛蒡
(
ごぼう
)
、人参は縦に
啣
(
くわ
)
える。
茸の舞姫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
まいまいつぶろ(蝸牛虫)の例文をもっと
(1作品)
見る
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