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蝸牛
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まいまいつぶろ
ふりがな文庫
“
蝸牛
(
まいまいつぶろ
)” の例文
塩鮭
(
しゃけ
)
は骨だけ別に焼いてかじった。干物は頭からみんな
噛
(
かじ
)
ってしまうし、いなごや
蝸牛
(
まいまいつぶろ
)
を食べるのを教えたのもこの人だ。それが怒鳴った。
旧聞日本橋:10 勝川花菊の一生
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
そこで胸を静めてじっと腹を落着けて考えるに、
私
(
わし
)
が
傍
(
そば
)
に居ては気を取られてよくあるめえ、直ぐにこれから仕事に出て、
蝸牛
(
まいまいつぶろ
)
の殻をあけるだ。
可
(
よ
)
しか、
桟敷
(
さじき
)
は一日貸切だぜ。
葛飾砂子
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
村田——有名な化粧品問屋——の裏を歩くと、
鬢附
(
びんつ
)
け油を
練
(
ね
)
る
香
(
にお
)
いで臭く、そこにいる
蝸牛
(
まいまいつぶろ
)
もくさいと言った。
旧聞日本橋:02 町の構成
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
しかも
婦人
(
おんな
)
の前、
蝸牛
(
まいまいつぶろ
)
が城を明け渡したようで、口を
利
(
き
)
くさえ、まして手足のあがきも出来ず、背中を円くして、
膝
(
ひざ
)
を合せて、縮かまると、
婦人
(
おんな
)
は脱がした
法衣
(
ころも
)
を
傍
(
かたわ
)
らの枝へふわりとかけた。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
でも、あたしにはあんまり必要がなかった。それよりも、お其の紹介で友達になった子たちが、自分の
家
(
うち
)
の裏庭でとった、
蝸牛
(
まいまいつぶろ
)
を焼いてたべさせたりするのを、気味がわるくてもよろこんだ。
旧聞日本橋:02 町の構成
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
“蝸牛”の解説
蝸牛(かぎゅう、cochlea)とは、内耳にあり聴覚を司る感覚器官である蝸牛管(cochlear duct)が納まっている、側頭骨の空洞である。蝸牛管を指して「蝸牛」と言うこともある。この名は、哺乳類においては蝸牛がカタツムリ(蝸牛)に似た巻貝状の形態をしていることによる。なお、蝸牛はかたつむり管、あるいは渦巻管(うずまきかん)とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
蝸
漢検1級
部首:⾍
15画
牛
常用漢字
小2
部首:⽜
4画
“蝸牛”で始まる語句
蝸牛角上
蝸牛廬
蝸牛氏
蝸牛虫
蝸牛庵主
蝸牛水車