トップ
>
ぼんてんおび
ふりがな文庫
“ぼんてんおび”の漢字の書き方と例文
語句
割合
梵天帯
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
梵天帯
(逆引き)
芸者の揃いの
手古舞
(
てこまい
)
姿。
佃島
(
つくだじま
)
の
漁夫
(
りょうし
)
が
雲龍
(
うんりゅう
)
の
半纏
(
はんてん
)
に
黒股引
(
くろももひき
)
、古式の
侠
(
いなせ
)
な姿で
金棒
(
かなぼう
)
突
(
つ
)
き佃節を唄いながら練ってくる。
挟箱
(
はさみばこ
)
を
担
(
かつ
)
いだ
鬢発奴
(
びんはつやっこ
)
の
梵天帯
(
ぼんてんおび
)
。
花笠
(
はながさ
)
に
麻上下
(
あさがみしも
)
、馬に乗った
法師武者
(
ほうしむしゃ
)
。
平賀源内捕物帳:山王祭の大像
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
法被姿
(
はっぴすがた
)
に
梵天帯
(
ぼんてんおび
)
、お約束の木刀こそなけれ、一眼で知れる渡り部屋の中間奉公、俗に言う
折助
(
おりすけ
)
、
年齢
(
とし
)
の頃なら二十七、八という腕節の強そうなのが
釘抜藤吉捕物覚書:02 梅雨に咲く花
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
目元きりゝっとして少し
癇癪持
(
かんしゃくもち
)
と見え、
鬢
(
びん
)
の毛をぐうっと吊り上げて結わせ、立派なお羽織に結構なお
袴
(
はかま
)
を着け、
雪駄
(
せった
)
を
穿
(
は
)
いて前に立ち、
背後
(
うしろ
)
に
浅葱
(
あさぎ
)
の
法被
(
はっぴ
)
に
梵天帯
(
ぼんてんおび
)
を締め
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ぼんてんおび(梵天帯)の例文をもっと
(6作品)
見る