“ぼうとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
冒頭53.8%
暴騰30.8%
房頭7.7%
某島7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この冒頭ぼうとうに話した米人のおのれの一家のよろしきをはかるごときは、人に対して何のずるところもない。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
八軒も廻らなければならないようないそがしいことがあると言って、月々に暴騰ぼうとうする米価や物価などは深く念頭に置いていないようにも思われた。
老人 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
そこには、本山青巌寺せいがんじ房頭ぼうとうから学寮の若僧たちが二十名以上も、列を左右に割って、待ちうけていた。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
(せし一片にして余は地中)海某島ぼうとう
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)