“しょっぱな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
初端60.0%
冒頭20.0%
最初20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伝道の初端しょっぱなから十二弟子の一人として選ばれ、イエスの心の最も深いところを示され、イエスのなし給うすべてのことを見るを許された者が、先生を売ったのだ。
「ねえ熊城君、これでいよいよ、第二幕が終ったのだよ。もちろん、文字どおりの迷宮混乱紛糾さ。だがしかしだ、たぶん次の幕の冒頭しょっぱなにはレヴェズが登場して、それから、この事件は、急降的に破局キャタストロフへ急ぐことだろうよ」
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
一番最初しょっぱなに行ったのは「自惚かがみ」君の家であった。先生店に鯱構しゃちかまえていた。乃公は大人になっても那麽あんな鬚ははやしたくないと思った。
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)