“初端”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょっぱな75.0%
しよつぱな25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さて、只今、その方が姫稲荷で唄ったチョボクレを、もう一遍ここで唄ってくれ、いくら長くてもかまわん、初端しょっぱなから終りまで唄って聞かせてくれ」
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
伝道の初端しょっぱなから十二弟子の一人として選ばれ、イエスの心の最も深いところを示され、イエスのなし給うすべてのことを見るを許された者が、先生を売ったのだ。
話はまだ初端しよつぱなから相手にそのやうに出られたので、歩調が亂れてしまつた。
続生活の探求 (旧字旧仮名) / 島木健作(著)