“べつもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
別物88.9%
別者11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
答『へびはもともと地上ちじょう下級動物かきゅうどうぶつかたちも、性質せいしつも、資格しかく竜神りゅうじんとはまった別物べつものじゃ。へびがいかに功労こうろうたところで竜神りゅうじんになれるわけのものでない……。』
しかしながら、もしそこに火災かさいおこおそれがあり、また實際じつさい小火ぼやおこしてゐたならば、問題もんだい全然ぜんぜん別物べつものである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
誰れでもおしかさんは別者べつものにして、近衛様のお側室そくしつさま格に思い、やがて呼迎えられる日のあることを、遅かれ早かれ、約定済やくじょうずみのように傍の者も思っていたが
大橋須磨子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)