“ぶっき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
打切55.6%
打斬33.3%
撲切11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おれ今でこそ車を引いてるが、元は大久保政五郎おおくぼまさごろうの親類で、駈出かけだしの賭博打ばくちうちだが、漆原うるしはら嘉十かじゅうと云った長脇差ながわきざしよ、ところが御維新ごいっしんになってから賭博打を取捕とっつかめえては打切ぶっきられ
何だっても此の野郎が申分ねえなんて先刻さっき権幕けんまくはなんだ、今にも打斬ぶっきるべえとしやがって、何うもはアわしア勘弁したくってもつれの鹿の八どんに済まねえから、矢張やっぱり出る処へ出ますべえ
兄貴め腹ア立ちやアがって、見てお呉んなせえわっち月代さかいきの処を撲切ぶっきりやアがって此の通り疵がある、なん兄弟きょうでえでもあんまりな事をやアがるから、う兄貴でも何でもねえ